子供に残してあげたいもの【考え方】編
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QAパパ

皆さんはお子さんに何を残してあげたいですか?
考えてみるといろいろありますよね



残すものは親のバックボーンやその時の状況によって変わってきます
記事のタイトルでわかると思いますが、今回は子供に教えておきたい「考え方」について書いてみます
これはモノじゃないので、誰でも残す(伝えられる)ことができますし
子供より親の方が経験値が高いので、誰でも実践可能です
「子供に残してあげたいもの」 みたいなこというと
QAパパ死ぬんか? って疑問がわきそうですけど
死にません
っていうか、生きる!!
そもそもQ太郎とアンちゃんが大きくなるまで死ねんでしょ・・・・
子供に教えておきたい「考え方」
いきなり出鼻をくじくようですが、親の考え方は絶対じゃありません(笑)
ずるい親の教えを受けてたら、子供もずる賢くなる可能性もありますし
悪いこと教えてたら、悪い子になってしまうかもしれません
なので、あくまでもベースになる基本的な部分で
子供に最低限教えたいことは「道徳」や「処世術」や「マインドの在り方」で
あとは、「子供が自分自身で判断していく」流れを作っていくことを考えます
小さい子にはまだ無理かもしれませんが子供自身に考えてもらうことが大事です
親の言うことをうのみにするのではなく、咀嚼して自分になじませることが重要で
成長していく上でとても大切なことです
理想は親の言うことに疑問を持つ子ですね
これは親に反抗するって意味ではありません
親も間違ったこと言ってしまうので、疑問をもって、自分なりに解釈・判断できる子ががイメージになります
普通に子供って親からの意見だと、鵜呑みにしてしまう可能性が高いからです(反抗期前ぐらいまで)
でも、それが癖になってしまうと危ないのです
手放しで人の言うことを信じてしまう可能性があるから
このブログは発達障がい向けなので、対象は発達障がいの子供ですが
そういう子たちって人の言うことを信じやすい気がします
もちろん、人によって性格や症状が違うので、そんなことないのかもしれませんが
それとなく説得力があることを言われたりすると、行間読むのが苦手な子だと、特に信じやすいかもしれません
なので、話を聞きながら信ぴょう性や信じてしまったリスクを考えられるということが出来たら、人間関係のトラブルはぐんと減ると思います
では、各項目について細かく説明します
「道徳」
「道徳」って言ってますけど、倫理観のことです



基本は相手を思いやることを知ることだと思います
ただ、お子さんの性格にもよるところがありますが、「あまりにも優しすぎる人間も、また生きづらい」と思いますので
お子さんに寄り添っていきましょう
子供に教えるということは「教えたから終わり!」と言うことではありません
親離れするその時まで、温かい目で見守って、教えたことを実践できてるか、例外はないか答え合わせをしていきましょう
相手の気持ちを察するのが苦手な子も多いので、こういうことを教えていくのは本当に必要不可欠だと思います
「処世術」
これは「生きていくうえでトラブルが無いように、また日常生活での成果を出しやすくする」ということで、平たく言えば世渡り上手ということですね
コミュニケーションが高い人が有利です
これに関しては親から成功談や失敗談を子供に話せばいいと思うし
親が子供と一緒にいるときは常にOJTみたいなものなんで、実践して見せてあげればいいと思います
もちろん、お子さんがすでに持っているセンスもありますが、こちらは経験が増えれば増えるほど、レベルは上がりやすくなります
ケースで見せて、あとは実際に経験してもらうということが向上につながります
「マインドの在り方」
これは心構えで、日ごろの気持ちの持ち方です
例えば、以下のような感じです


などのなにくそ!!的な負けず嫌い感も必要ですが


目標に向かって計画を立てられ、粛々対応できるということも大事です
人が大成するときは「あきらめない心」と「計画を練って行動する」って言うのは絶対必要です
また、気持ちを普段から練っていればストレス耐性にもなりえます
要は気持ちをニュートラルに戻す力(平常心)や気負わないことです
子供のうちからこういうことを培うことが大事です
ただ、ストレス耐性は限度があるので、「逃げること」もセットで教えましょう
こちらについて、最後のまとめで深堀します
発達障がいの子ってこれが特に大事なような気がしますので
この3つはバランスよく
道徳や処世術にも言えることですが、コミュニケーション能力が大きくかかわってくるので
こういった対人のやり取りが苦手な子がいます
そのため、他の子より遅れをとってしまう部分もあります
また、子供の適正を見て、伸びしろがあるものを成長させていくという考え方もあります
前提として、子供の得意なものを見つけておく必要があります
得意なものを見つければ、この子をどうやって育てようとプランが作れます
注意点があって、「道徳」、「処世術」、「マインドの在り方」は、バランスよく教えてください
極端にどれかが突出すると、人としてちょっと変わった感じになるかもしれません
例えば、道徳0で処世術だけ長けてる人は
その場限りの嘘をつく人になったり、必要以上に攻撃的になったりする可能性があります
また、道徳だけ高い人も、人から厄介ごとを押し付けられやすくなるかもしれません
こちらはあくまでも可能性なので、絶対そうなるとは限りません
常識がある人に降りかかってくるトラブルって、もちろん自分が悪い時もありますが
自分以外が悪い時の方が断然多いと思います