ママがQ太郎に対してしつけの方針を変えた話
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QAパパ

ママはQ太郎に甘かったりする・・・
それはQ太郎が障がいをもっているということもあるんでしょうけど
やはり母親・・・息子には優しいもんですかね?
ちなみにパパはアンちゃんにデレデレではないと思っているのですが
ママはデレデレだと思っている様子
まぁアンちゃんは普通にかわいいですからね
・
・
・
(あっ、これのことか・・・)
話を戻しまして(笑)
ただ、最近はママはQ太郎に対して少し厳しく接するようになりました
それはなぜでしょうか?
今回は本人の証言(?)を元に確認してみようと思います
パパの考察
Q太郎に対して厳しくなったこと何点か挙げてみた
①お風呂は一人で入らせた
②癇癪を起したらがっつり言い聞かせた
③体に触れさせない
Q太郎が9歳ぐらいになったときママは厳しくなった
・・・
と言っても、パパからするとママは優しい(生ぬるい)ので、厳しくはなっていない
パパの方が厳しく叱る(怒る?)って感じですかね
とはいえ、そんなパパから見て
ママは明らかに厳しくなったので、正直「お?」ってなったわけでなんでかな~?と考えてみました
Q太郎が大きくなってきたかな~ とか
ママ友に影響されたのかな~ とか
まぁいろいろです
ママとはもう10年以上一緒に過ごしていますが
その性格全部把握しているわけでもないですしね(あまり自己主張するタイプではないので)
ママもいろいろと思うところがあるんでしょうね
人間の考え方なんて永遠に不変じゃないわけですから
実際に聞いてみた
しゃらくせぇ~考察なんてどうでもいい
実際に聞いてみたらいいじゃん
まったくその通りです
で、実際に聞いてみました
ママにインタビューです
ママは自分から丁寧に説明するタイプではないので、パパが質問攻めする感じですかね
①お風呂は一人で入らせた
これはママがママ友に言われたことですけど
男の子を子供にもつと
甘えと異性に対しての行動が分別できなくなってくる年頃があるそうな
要はどこまでが甘え、でもその甘えは性衝動から来るものかというのは本人以外の目から見て判断しにくくなってくるから
ここでいう甘えって言うのは
「触れる」「抱きつく」などのスキンシップのこととなります
発達障がいだと定型発達に比べて、この線引きが難しいと思います
他人からの視線に対しても意識しにくいでしょうし
多分本人自身もよくわかってないこともあるでしょう
年頃の男の子の感情ってそういうもんですし
扱いが難しい微妙な年ごろでもあります
そして、お風呂を一人で入らせることにより、ママの裸を見せないというのが一番の目的です
女性の体を見ると興奮するかは知りませんが、一つの作法として、もうそろそろ一緒にお風呂には入らないという流れは
ある意味自然だとも思います
ママは前からQ太郎といつまで一緒にお風呂に入ればと意識していましたが
このママ友のお話を聞いてから、実践するようになったそうです
いままでQ太郎は体や頭をママに洗ってもらいましたが、自分で洗うことになります
Q太郎は19:00になると、氷を持ってお風呂で遊びだします
これはお風呂場に温度で色が変わるおもちゃがあるからです
それを遊びだしてから、自分で体を洗います
そのあとママを呼んで仕上げ洗いしてもらいます
ママは服のまま、お風呂の中で指導するのでびしょびしょになります
当初は頭もろくに洗えなかったですけど、今ではまぁまぁ洗えるようになりました
体も自分で洗いますが、意識して洗わないので洗ってない部分も・・・
やはり、子育ては忍耐と継続ですね
それが発達障がいだといっても同様です
亀の歩みですが確実に成果がでていますね
あと、パパが一緒に入ろうとすると嫌がります(泣)
それは自閉症の特徴でいつもと違うからいやなのか
単純にパパと入るが嫌なのかはわかりませんが・・・
(頼む!前者であってくれ)
②癇癪を起したらがっつり言い聞かせた
Q太郎は癇癪というかイライラですね
自分が想定していことが発生するとイライラしやすく、そのイライラの度合いが大きいです
自閉症と言えば、物事が決まった流れにならなかったり
自分の想定外なことが起きるとそれがそのままストレスにつながります
これは性格によるところも大きいのでしょうが
子供のうちは


ということが考えられます
だれだって、思い通りならなかったらイライラするでしょう
Q太郎はその度合いが大きいのです
そして、彼はうまくしゃべれないから、なんでイライラしているか伝えられない
ただ、こちらがあらかじめ(事前に)取り決めして、それをQ太郎に伝えることはできます
そして、それを理解してもらうこともできます(60%~80%ぐらい)ので
万が一取り決め通りうまくいかなかったとして、それでイライラすればその原因がわかります
なので、自分からイライラを伝えるようになるのは、今後の課題でしょうね
そして、そのイライラした後の対処法なんですけど
今までママは放置していた
放置というと聞こえが悪いけど、要は癇癪中(イライラ)は何を言っても無駄なので
何も声をかけないで、クールダウンさせる作戦です
声をかけても、イライラ中だと特に理解できなくなるので、言い聞かせるとしても
クールダウンしてからでしたね
ただ、クールダウンしているとその時の「こだわり」みたいなものも抜け落ちてるから
言ってもあまり響かない・・・っていうか、多分どうでもよくなっている
子供をしつけするときも一緒ですね
その時に注意する
あとで、言っても効果薄くなりますもん
最近だと、Q太郎のイライラの度合いも少し落ち着いてきたようなので(ママ談)
イライラ中でも言い聞かせるようにしてるようです
Q太郎もいろいろわかってきたのか、すぐにイライラするときがありますけど
その度合いは昔の癇癪に比べれば小さくなったので、ここぞとばかりに言い聞かせます
でも、Q太郎は「はい」といいつつも、イライラしています
自分の手をこすり合わせたり、ぎゅっとにぎったりします
時間がかかるとはおもいますけど、感情コントロール・・・
アングリーマネジメントができないともっと成長したときにいろいろともめることになるので
今のうちとめないと・・・
だから、ママも力を入れているとのことでした
③体に触れさせない
これは①お風呂は一人で入らせた 理由と同じですね
Q太郎がお年頃に差し掛かっているので、注意していることですね
Q太郎はどこでおぼえたのかチューみたいなことします
ママも「それはだめだよ」といいます
あとは過剰に抱き着いてくるとか
軽いスキンシップならまだ許せますが、そこの度合いをコントロールできないので
それはきちんと制止します
あと、Q太郎のことではないんですが
股間をこすりつけたりする子もいるようです
男の子の場合だと、マスタベーションするので
体が大きくなってきたら、性衝動からそうなるでしょうね
昔、療育で親へのレクチャー会があったのですが、子供に親が教えなきゃいけないらしいです(マスターベーションの)
普通の子だったら、そういう知識を勝手に身に付けますけど、場合によっては親が実演講習をしなければいけないらしいです
この点は今後の課題になるので
いろいろ確認していこうと思います
下手したらパパの尊厳がボロボロになるかもしれないので・・・(そもそもパパに尊厳なさそうですが)
まぁ、いずれしろ
過剰なボディタッチは止めてください
うちのママがそうしているように
本人にその気持ちがなくても、相手が不快な思いをするわけですから
パーソナルスペースじゃないですけど、人と人の距離感は大事です
まとめ
子供を育てるということは
子供が大きくなっていくのをそばで見ていくということです
そして、年齢によってしつけ、教育、接し方というのを変えていくものだと思います
これは子供を観察しなければ、的確に実行に移すのが難しいと思います
ママがしつけの方針を変えたのはQ太郎のことをよく見て
彼の成長にあわせた結果となります
ママが出したこの結論が100%あっているかどうかはわかりませんが
パパは暖かく見守っていこうと思います(もちろんパパもサポートしています)
この記事を読んでいる皆さんも
お子さんをよく見て、よく叱って、親子ともども満足いく方向に行ってもらえればと思います
子育てしてストレスたまることもあるでしょうが、子育て・・・強いては子供と一緒に過ごすことは幸せだと思います
少なくともパパはめっちゃ幸せです
Q太郎のことで、将来的にいろいろ考えることは多いですが、まずはきちっと目の前の課題を先延ばしにしないで
粛々と取り組んでいきたいと思っています
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